【概要】
2011年の日本は、福島第一原子力発電所事故に伴って大量の放射性物質が環境中に放出されたことで、食料や飲料水など、身の回りの消費財中にも人工の放射性物質が含まれるというこれまでにない状況を経験しました。被災地の一日も早い復旧・復興を願うばかりですが、原子力・放射線利用に関わる学術団体である日本保健物理学会の若手研究会・学友会としては、このような状況の中で、社会的な関心が非常に高い「放射線」について、より多くの方が正しく理解し、正確な情報に基づいて行動することが今後も重要であると考えます。そこで、本年においても、幅広い年齢層の一般市民を対象に、①身体の除染、②一般消費財中の放射線計測、③放射線に関するクイズ、の企画を通じて、放射線に関する正しい知識を来場者と共に学ぶことのできる企画を考えています。
【対象】
小学校低学年~大人