【概要】
「量子力学」…よく聞くけれど、よく分からない言葉。
量子力学は、原子や電子のような、とても小さなサイズの世界で起こる現象を説明
する理論です。あまりにも小さすぎて、普段の生活とは一見して関係ないようですが…実は とっても身近!
◆磁石
…どうしてくっついたり離れたりする? 「磁石」と「磁石じゃない」、この違いはなに?
◆原子力発電
…「原子力」で「発電」? そもそも原子力って一体なにもの?
◆太陽電池
…光を材料に電気を生み出す太陽電池。一体 中で何が起こっているのか?
◆LED電球
…節電効果が高いといわれるLED電球。白熱灯や蛍光灯と何が違って「省エネ」なのか?
「量子力学」は、わたしたちの生活のすぐそばに ひそんでいます。
身のまわりのことから 「量子力学」を発見する。
このシリーズではそういったお話をそれぞれの専門の先生から伺います。
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[第1回] プランク定数の秘密 10月14日(日) 13:30~15:00
千葉市科学館 8階 講義室 / 定員 24人
<第1回 → 終了しました>
[第2回] 不確定性原理の秘密 10月20日(土) 13:30~15:00
千葉市科学館 8階 科学実験室A / 定員 30人
・・・ 石を投げ上げると、ある時刻の石の位置と速度は、同時にきちんと分かります。
「量子力学の世界では、粒子の位置と速度は、同時に決めることはできない。」
これが不確定性原理です。粒子が波としても振舞うという特長から導かれます。
この教室では、波と粒子の2面性とは? の問題を考え、ついで、不確定性原理が
(a)物質が存在する理由 (b)原子エネルギーが巨大な理由 に大きくかかわ
っていることをはなします。式は使いません。
[第3回] シリコンとカーボン 10月21日(日) 13:30~15:00
千葉市科学館 10階 探究実験室 / 定員 30人
・・・ シリコン(珪素)は、岩石や土をつくる原子であり、携帯電話やパソコン、
太陽電池に使われ、現代のエレクトロニクスを支えています。
一方、カーボン(炭素)は、私達生物をつくる原子であり、生命の多様な
形態や機能を生んでいます。
各々の原子の性質がエレクトロニクスや生物にどのように生かされているか
を説明すると共に、これら原子の根本的な違いには量子力学が深く関わって
いることを紹介します。
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【対象】
中学生以上
【参加費】
無料(ただし、要入館料)
【参加方法】
応募期間:10月1日(月)より先着順受付 (定員に達し次第 受付終了)
応募方法: お電話によるお申込みを受け付けます。
お申込みは 043-308-0519 (量子力学 講座担当宛て)
※ お申込み時、お名前、連絡先、参加希望の回をお伺いします。
※ 定員に満たない場合は、当日15分前に会場前にて整理券を配布します。
【お問合せ】
電 話: 043-308-0519
※ この事業は独立行政法人科学技術振興機構の「科学技術コミュニケーション事業
(ネットワーク形成 先進的科学館連携型)」により実施しています。