【概要】
21 世紀の今日、「知識のための科学」や「産業のための技術」に加えて「社会における、社会のための科学技術」がいわれ、その本質を理解し活用することで、社会の課題に主体的に関与し判断できる「科学技術リテラシー」が求められることとなった。サイエンスは利便性だけでなく精神的に豊かに生きるための文化となり、サイエンスコミュニケーション活動は生活の安全保障にも係る重要な役割を担っている。
そこで本講座は、科学技術に対する理解・関心・意識を深め高め合い、多様な意見の合意形成や政策等への反映、協働して課題を解決していく「サイエンスコミュニケーション」の活動事例を通して、その理論と実践的技術を学び、科学技術社会の健全な発展につなげることを目的として実施する。
【対象】
サイエンスコミュニケーターや科学ジャーナリストを目指す方、科学・工作教室等の指導者、小中高等学校の理科・社会・数学・国語・技術家庭科、美術・工芸を担当する教員、その他科学技術とその指導に興味のある方
【講座内容】(各回13:30分から約2時間の予定)
・サイエンスコミュニケーション実践論a 担当:高安礼士(日本サイエンスコミュニケーション協会理事)
第1回 6/14(土) 「サイエンスコミュニケーションの理論」
第2回 7/12(土) 「産業技術史概論とコミュニケーション」
第3回 8/9(土) 「サイエンスコミュニケーションのデザイン」
・サイエンスコミュニケーション実践論b
第4回 10/18(土) 「サイエンス・ライティング」 渡辺政隆 筑波大学教授 (予定)
第5回 11/15(土) 「サイエンスカフェの実践」 蓑田裕美・村田倫子 Wecafe)
第6回 12/20(土) 「科学技術政策と社会」 高安礼士 千葉市科学館
※各回の申し込みも可能です。
【お申込み方法】
TEL:043-308-0519
メール:sc[at]kagakukanQ.com (※[at]を@に置き換えて送信ください。)
※メールでのお申し込みの際は、①お名前 ②ふりがな ③年齢 ④住所 ⑤電話番号 ⑥返信用のメールアドレスを明記ください。
【問い合わせ】
千葉市科学館
TEL:043-308-0519
FAX:043-308-0520
※この講座は、「知の市場」(社会人のための生涯学習)共催事業として実施