【概要】
かつて太陽系ができる前の場所には、大量の塵・ダストが漂っていて、それが集積して太陽、惑星系およびその他の天体を形成したと考えられています。今でも太陽系内の何も無いように見える空間にも「ダスト」が漂っています。地球にも大量のダストが降り注いでいて、生命の起源は落下した宇宙ダストだった可能性すらあります。
このような宇宙のダストについて、これまでに分かっていること、ダストを観測する宇宙ミッションについて紹介します。
【講師】
小林 正規 (PERC上席研究員)
千葉工業大学 惑星探査研究センター(PERC)は・・・惑星がどのように形成され、どう進化するかの研究をはじめ、宇宙活動に必要とされる先端的な科学技術の開発研究を目的として2009年4月に設立されました。各分野のエキスパートが集結し、JAXA(宇宙航空研究開発機構・日本)、NASA(米国)、ESA(欧州)など国内外の宇宙研究機関と連携し、活動を展開。地球と生命の起源を知り、新たな知の世界を切り拓くことをめざしています。
【対象】
高校生~大人
【定員】
30名 (先着順)
【参加費】
無料 (別途、科学館への入館料が必要になります。)
【参加申し込み方法】
電話にて事前申し込み
※定員に満たない場合は、当日15分前に会場にて整理券を配布いたします。
※シリーズの講座ですが、1回の参加も可能です。
【お問い合わせ】
千葉市科学館
TEL:043-308-0511
(※この事業は、独立行政法人科学技術振興機構の「科学技術コミュニケーション推進事業(ネットワーク形成先進的科学館連携型)」により実施しています。)