【出展内容】
東京電力福島第一原子力発電所事故から3年が経過し、一般環境中の放射線レベルは首都圏の多くの場所で平常時(自然放射線レベル)に近い値にまで減少し、常態に戻りつつあります。しかし、事故を起こした発電所の近くでは放射線レベルは依然として高く、避難を余儀なくされている方々が多くいらっしゃいます。
原子力・放射線利用に関する学術団体である一般社団法人日本保健物理学会の若手研究会・学友会では、このような状況の中、今年の科学フェスタにおいても「放射線」を科学的に取扱い、その良い面と悪い面の双方について若手研究者が実験(放射線計測)や簡単なクイズを交えながら紹介することで、来場者と共に「放射線」について楽しみながら科学的に学べる場を提供いたします。
研究者として社会のために何ができるか、本ブース出展に参加する若手研究者にとっても一人一人が自分に向き合い考えることのできる機会になるものと考えています。