【概要】
「発酵」は、目にも見ることのできない微細な生き物「微生物」によって引き起こされる生命現象である。
その微生物は、形状、ライフサイクルなどが高等な動植物に比べてはなはだ単純であるが、様々な環境に対しては目を見張るばかりの適応性を持っている。
そのため、この地球上では、南北の極地、砂場、超深海、大気圏、火山地帯などの過酷な場所でも生育できる極限の生き物なのである。
講演では、その生き方の神秘性や生命科学の不思議を語るとともに、それらの極限の微生物を応用した発酵の更なる可能性を述べる。
【講師】
小泉 武夫(東京農業大学名誉教授)
【定員】
150名(先着順)
【参加費】
科学館の入館料が必要となります。
【参加申し込み方法】
電話にて事前申込(受付時間:9:00~19:00)
【お問い合わせ】
千葉市科学館
TEL: 043-308-0514