【概要】
衝突によって形が変わらない粒子的な性質を持つ波をソリトンと呼ぶ。ソリトンは19世紀中頃に流体の研究者によって発見され、20世紀後半に爆発的に研究が進展し、数学的な統一理論、物理学の素励起への応用、光通信などへの応用が次々と生み出された。この講演では、ソリトンと同じ性質を持つソリトンセルオートマトン、または箱玉系と呼ばれるシステムを例に、ソリトンのふるまいとその数学的な構造について解説する。
【講師】
時弘 哲治 (東京大学 大学院理学系研究科・理学部 教授)
【対象】
高校生～大人
【定員】
40名(先着順)
【参加費】
無料 (別途、科学館への入館料が必要です)
【参加申し込み方法】
電話にて事前申込(受付時間:9:00～19:00)
※定員に満たない場合は、当日15分前に会場にて整理券を配布いたします。
※シリーズの講座ですが、1回の参加も可能です。
【お問い合わせ】
千葉市科学館
TEL: 043-308-0519