【概要】
”有機分子”といえば、プラスティック、レジ袋、絵の具などを思い浮かべて,エレクトロニクスとは縁遠いように思えます。
ところが、電気を流したり、光ったり、発電したり、いろいろな電気的機能を持った有機分子が開発されています。それらが日本で見つかって60年以上が経ちました。
この講座(4,5回の教室の予定)では、有機分子を活用したエレクトロニクスが、素朴な基礎研究からいかに実用品へと進化していったかを、量子力学の話や、ディスプレイの話、製品の話などまじえてお話しします。
1回目は、iPhone8や大型テレビに関連して最近注目を集めている有機EL素子について、ディスプレイの基礎、素子の概要と応用、液晶ディスプレイとの違いなどを話します。
【講師】
石井久夫 千葉大学大学院教授
【対象】
高校生~大人
【定員】
30名(先着順)
【参加費】
無料 (別途、科学館への入館料が必要です)
【参加申し込み方法】
電話にて事前申込(受付時間:9:00~19:00)
※定員に満たない場合は、当日15分前に会場にて整理券を配布いたします。
※シリーズの講座ですが、1回の参加も可能です。
【お問い合わせ】
千葉市科学館
TEL: 043-308-0519