日本の近代化工業の発展と現代の生活に切り離せないものになっている「化学」は、江戸時代「幕末」の蘭学者によって夜明けを迎えました。
日本の化学の草分けとしての蘭学者、宇田川榕菴は「舎密開宗」(全21巻)を著し(1837年~47年)、西欧の近代化学(化学の父:ラヴォアジエの化学原論を底本にして)を日本で初めて紹介しました。
そこで、1840年前後の世界の化学界はどのような状況にあったか?を紹介します。
ファラデー、ラヴォアジエ、リービッヒ、アボガドロ、メンデレーエフ、世界の化学者とともに、今回、日本の化学の夜明けと当時の欧州の化学界を「化学月間」を機に深めてみたいと思います。
【講師】
室谷 定一(元出光研究所所長 千葉市科学館ボランティア)
【対象】
高校生~大人
【定員】
40名(先着順)
【参加費】
無料 (別途、科学館への入館料が必要です)
【参加申し込み方法】
電話にて事前申込(受付時間:9:00~19:00)
※定員に満たない場合は、当日15分前に会場にて整理券を配布いたします。
※シリーズの講座ですが、1回の参加も可能です。
【お問い合わせ】
千葉市科学館
TEL: 043-308-0519