大人が楽しむ科学教室 海のブラックバスと呼ばれる外来巻貝

大人が楽しむ科学教室 海のブラックバスと呼ばれる外来巻貝

日時:

2019年12月8日(日)
13:30~15:00

会場: 千葉市科学館 10階探究実験室
主催: 千葉市科学館
大人が楽しむ科学教室
里山・里海シリーズ
 
【内容】
約30年前の春、アサリ漁をはじめようとした漁師は、それまで見たことがない巻貝が干潟をはっているのに気が付きました。周辺には丸い小さな穴のあいたアサリの貝殻が多数転がっていました。アサリはその巻貝、サキグロタマツメタに食べられたことがわかりました。アサリの漁獲量の減少や潮干狩り場の閉鎖が相次ぎ、さらには希少な貝類も捕食されるなど、サキグロタマツメタは漁業や干潟生態系に大きな影響を及ぼしています。
東京湾にも生息するサキグロタマツメタはどこからどのようにしてやってきたのでしょうか?なぜそれほど増えたのでしょうか?どのような特徴を持った貝なのでしょうか?その知らざれる姿をご紹介するとともに、私たちと外来生物との関わりについて考えます。
 
【講師】
大越 健嗣(東邦大学理学部教授、日本貝類学会会長)
 
【対象】
高校生~大人(小・中学生で興味のある方も参加できます)
 
【定員】
50名
 
【参加申し込み方法】
事前に電話、または科学館7階事務室にてお申し込み
電話:043-308-0511(代表)受付時間9:00~19:00
 
【参加費】
無料(要常設展入館料)