大人が楽しむ科学教室2020 負ミュオンで歴史資料の中を観る -夢の完全非破壊内部分析-

大人が楽しむ科学教室2020 負ミュオンで歴史資料の中を観る -夢の完全非破壊内部分析-

日時:

2月23日(火) 13:30~15:00

会場: 千葉市科学館
主催: 千葉市科学館
【内容】
歴史資料の自然科学分析は非破壊が前提なので、化学組成を知りたい場合は表面からX線をあてる方法が一般的である。しかし、青銅製品の錆部は金属部分と化学組成が大きく異なっており、また小判や丁銀のように表面処理を施した資料は内部組成をきちんと測定できない。一方、加速器から発生する負ミュオンという素粒子を使うと、資料をまったく傷つけずに、内部の化学組成を知ることができる。いくつかの事例と、そこからわかることを紹介する。
 
【講 師】齋藤 努(国立歴史民俗博物館 研究部 教授)
 
【対象】
高校生~大人(小・中学生で興味のある方も参加できます)
 
【定員】15名
 
【参加申し込み方法】
事前に電話、または科学館7階事務室にてお申し込み
電話:043-308-0511(代表)受付時間9:00~17:00
 
【参加費】
無料(要常設展入館料)