大人が楽しむ科学教室2020 天然記念物「チャボ」はなぜ短足なのかー身近な生き物の謎解きで「病気の原因解明や治療法開発」に挑む

大人が楽しむ科学教室2020 天然記念物「チャボ」はなぜ短足なのかー身近な生き物の謎解きで「病気の原因解明や治療法開発」に挑む

日時:

3月6日(土) 13:30~15:00

会場: 千葉市科学館
主催: 千葉市科学館
【内容】
身近な生き物の研究は、ニワトリのがん研究にノーベル賞が授与されるなど基礎医学に貢献しています。私は、最近、名古屋大と共同で矮鶏(チャボ)のユーモラスな姿を作る原因は何かという、古くからの謎を解明し、DNA損傷の修復と骨の発育を担う2個の遺伝子が壊れていることを突き止めました。損傷直後からゲノムを守るDNA修復遺伝子が壊れると、放射線に弱くなるだけでなく、がん、免疫不全、精神遅滞、低身長症、早老症などを発病する可能性があります。何故でしょう?本講演では、チャボの短足の謎解きからDNA修復遺伝子研究の秘密の世界にご招待します。
 
【講 師】小池 学(量子科学技術研究開発機構 量子医学・医療部門 放射線医学総合研究所 重粒子線治療研究部 上席研究員)
 
【対象】
高校生~大人(小・中学生で興味のある方も参加できます)
 
【定員】30名
 
【参加申し込み方法】
事前に電話、または科学館7階事務室にてお申し込み
電話:043-308-0511(代表)受付時間9:00~17:00
 
【参加費】
無料(要常設展入館料)