【講座概要】化石資源の消費と合わせて、生成したCO2を持続可能な方法で燃料に戻すことができれば、カーボンニュートラルサイクルとなる。本講座では、自然光のみを利用し、安価な光触媒を見つけることで、CO2を燃料化する研究成果をご紹介する。CO2は熱力学的に安定な物質であり、燃料に至る反応経路をどのようにして調べることができたのか、分かりやすく述べる。
【講師】泉 康雄(千葉大学理学研究院・理学部 化学研究部門 教授)
【講師プロフィール】千葉大の西千葉キャンパスにある大学院理学研究院(理学部)で化学の研究と授業を行っています。研究は環境調和や持続可能社会に関わる表面反応化学ですが、有用な物質を探索するだけではなく、ナノの世界で起きる反応をオンリーワンの手法で分析し、世界初の成果を発信して行っています。
【日時】2021年5月30日(日) 13:30~15:00
【場所】10階 探究実験室
【定員】20名
【対象】高校生~大人(テーマに関心のある小中学生の参加可)
【参加申し込み方法】
事前に電話、または科学館7階事務室にてお申し込み
電話:043-308-0511(代表)受付時間9:00~17:00
【参加費】
無料(要常設展入館料)