チーグラー・ナッタ触媒の歴史とその一コマ ~"Serendipity(偶然)"が生んだポリマー~

チーグラー・ナッタ触媒の歴史とその一コマ ~“Serendipity(偶然)”が生んだポリマー~

日時:

11月3日(水・祝)10:30~12:00

会場: 千葉市科学館 10階探究実験室
主催: 千葉市科学館
【対象】
高校生以上(テーマに関心がある小中学生の参加可)
 
【定員】
25人
 
【参加方法】
募集開始10月1日9時から
電話(TEL:043-308-0511)にて先着順
 
【費用】
常設展示入館料(大人510円/高校生300円/小・中学生100円)
【下記の方は入館無料】※入館時に確認できるものをご提示ください。
●千葉市内在住の65歳以上の方/●障害者手帳をお持ちの方と介助者1名様まで
 
【お問い合わせ】
千葉市科学館
TEL:043-308-0511
 
【内容】
五大汎用樹脂であるポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)は私たちの身の回りでよく目にする樹脂です。例えばレジ袋、洗剤等の容器、車のバンパー等です。全合成樹脂生産量の約半数を占めるこれらの樹脂は1963年にノーベル化学賞を受賞した技術であるチーグラー・ナッタ触媒で製造されますが、意外にもPEは1933年、PPは1954年に“Serendipity(偶然)”によって生まれたポリマーです。本講演ではチーグラー・ナッタ触媒の歴史とその1コマとして世界で初めて合成に成功した「耐熱性ポリスチレン(シンジオタクチックポリスチレン)」について話します。