植物油は人間にとって欠かせない食品であり、年々需要が高まっています。私たちは植物が油(脂質)を合成する仕組みを研究することで、植物油の生産量向上を目指しています。研究の結果、植物は非常に巧妙な仕組みにより、脂質を合成していることが明らかになってきました。植物は合成した脂質を、細胞内の油滴と呼ばれる「油の粒」の中に蓄えます。この仕組みは、人間が脂肪を蓄えること、つまり「肥満」とよく似ています。本講座では、植物の「肥満」とはどのようなものなのか、その実態についてお話します。
【講師】島田貴士(千葉大学 大学院園芸学研究院 分子生体機能学研究室准教授)
【対象】高校生以上※テーマに関心のある小中学生の参加可
【申込】Googleフォーム/往復はがきで申込。抽選。申込締切:3月5日(火)
【お問い合わせ】
千葉市中央区4-5-1 Qiball(きぼーる)内7-10階
TEL:043-308-0511
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