植物が体外に放出する化学物質が、他の植物・昆虫・微生物・動物などに、阻害や促進、あるいはなんらかの作用を及ぼす現象を「アレロパシー」といい、「他感作用」と訳されています。
特定の植物には、アルカロイドやテルペノイドなど、その生存には必須ではない「二次代謝物質」と呼ばれる物質が含まれることがあり、その役割のひとつは、アレロパシーであると考えられています。
これまで農林水産省の研究所と東京農工大学で、40年間アレロパシーに関する研究を行い、作用の強い植物を選抜し、作用成分を明らかにし、農業に役立てる研究を行ってきました。その成果の概要を説明します。
【講師】藤井 義晴(東京農工大学 名誉教授、他感作用研究所 所長)
【対象】高校生以上※テーマに関心のある小中学生の参加可
【申込】Googleフォーム/往復はがきで申込。抽選。申込締切:4月5日(金)
【お問い合わせ】
千葉市中央区4-5-1 Qiball(きぼーる)内7-10階
TEL:043-308-0511
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