植物は根から土壌養分を吸収すると一般的には考えられていますが、実は自然生態系の多くの植物では、根が直接土壌養分を吸収する割合は大きくありません。ほとんどの植物は根に菌類を定着させて菌根を形成し、この菌類(菌根菌)から土壌養分を獲得しています。多種多様な植物がみられる森林植生では菌根共生も多様であり、菌根共生が植物間の関係性にも大きな影響を与えています。本講演では演者のこれまでの研究を紹介しながら、森をつくる多様な菌根共生について紹介します。
【講師】大和 政秀(千葉大学 教育学部 教授)
【対象】高校生以上※テーマに関心のある小中学生の参加可
【申込】Googleフォーム/往復はがきで申込。抽選。申込締切:4月5日(金)
【お問い合わせ】
千葉市中央区4-5-1 Qiball(きぼーる)内7-10階
TEL:043-308-0511
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