昆虫の全身の表面はクチクラと呼ばれる殻ですっぽり覆われている。クチクラは細胞ではなく、細胞から分泌されたタンパク質や糖でできている。タマムシの“玉虫色”はクチクラの緻密な層構造による光の干渉によって生じる。またテントウムシの丸い体形はクチクラそのものの形である。細胞から吐き出されたタンパク質や糖がこのような立体的で緻密な構造をどうやって作るのか?これまでの研究成果を概説したい。
【講師】田尻 怜子(千葉大学大学院 理学研究院 生物学研究部門 准教授)
【対象】高校生以上※テーマに関心のある小中学生の参加可
【申込】Googleフォーム/往復はがきで申込。抽選。申込締切:4月5日(金)
【お問い合わせ】
千葉市中央区4-5-1 Qiball(きぼーる)内7-10階
TEL:043-308-0511
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