油は植物から抽出される芳香性の油で、アロマセラピーに使われ、心と体の健康を促進するだけでなく、強い抗菌作用も持っています。一方、近年では複数の抗生物質に耐性を持つ菌(耐性菌)のため、既に克服した感染症の治療が難しくなるという問題が発生しています。このような背景の中、納豆菌の一種である枯草菌を使って精油の抗菌作用を詳しく調べた結果、精油の成分には既存の抗生物質とは異なる抗菌効果があることが判明しました。本講演では、この発見が耐性菌対策にどのように役立つ可能性があるかについてお話しします。
【講師】
朝井 計(東京農業大学 生命科学部 バイオサイエンス学科教授)
【対象】
高校生以上※テーマに関心のある小中学生の参加可
【申込】
Googleフォーム/往復はがきで申込。抽選。申込締切:11月5日(火)
【お問い合わせ】
千葉市中央区4-5-1 Qiball(きぼーる)内7-10階
TEL:043-308-0511
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